デジタルユニバーシティ構想とは
参加大学間の教育研究コンテンツの共通利用を推進し、コンテンツの規模と流通性ならびに相互運用可能性を高めることで、大学機能の拡充を図ります。
また、学生・研究者に留まらず、産業界、高校生、市民、病院利用者など100万人の大学ステークホルダーにデジタル技術を活用し知の価値とコミュニケーションの場を提供し、地域全体の新しい社会づくりに貢献する構想です。
4つの展開領域
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- 管理運営(バックオフィス改革)
- 法人統合に際し、規定・運営組織に加え、情報システムの統合も目指します。DXを単なる「ICT利用による効率化」にとどめず「サイバー空間における大学機能の拡大」につなげます。
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- 学術研究(研究支援)
- 研究者の業務負担の軽減のために、研究支援業務の標準化と効率化を実現します。同時に研究プロセスの透明化のために、研究データ管理の組織的対応を一層促進します。
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- 教育・学生支援(教育コンテンツ活用)
- 教育DXを推進し、大学間のコンテンツ共同利用、VRやリモートを利用した身体性を伴う学びを確立します。また、拡充した多様な教育コンテンツをリカレント教育や高大連携を通じて社会に広く展開していきます。
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- 社会連携(デジタル社会協創)
- デジタルプラットフォーム(認証基盤、データ流通基盤)を整備し、機構の持つ「知」と「人」のネットワークサービスを地域や企業といった機構外のステークホルダー100万人に展開します。